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三井住友銀行で元副支店長が11億円の詐欺その手口は?

2016年10月、三井住友銀行で元副支店長が外貨預金システムを不正に操作し11億円を詐取したと報道された。

2007年以降、109回、不正操作し、総額11億円を詐取したとされる。

1回当たりの詐取金額は約1,000万円になる。

どんな手口だったのか?

当ブログの分析なので、100%の正確性はありません。

2016年6月の税務調査で不正が発覚したことから、外貨預金の売買益がからんでいると思われる。

具体的に言うと、10億円を為替レート100円で外貨預金に入金すると1,000万ドルになる。この1,000万ドルを為替レート101円で外貨預金から払いだすと、10億1000万円になる。

つまり1回当たりの為替売買益は1,000万円となる。これを109回繰り返すとちょうど詐取した金額11億円に近くなる。

 

後日、加筆

実際は、架空会社を口座を作り、その会社が1ドル=10円で外貨預金をする。

例えば30万円あれば、1ドル=10円なので、3万ドルの外貨預金ができる。

そして、3万ドルを円に両替するときは、1ドル=100円で両替する。

 

つまり、

30万円⇒3万ドル⇒300万円

 

1回の取引で、30万円が300万円になる。

 

なぜ発覚しなかったのか?

銀行は1円でも計算が合わないと帰宅できないくらい会計が厳しいが、なぜ発覚しなかったのか?

まず、外貨預金は1,000万ドル入金と1,000万ドルの出金で計算が合っている。円についても、10億円の入金と10億円の出金で計算上はあっている。

外国為替売却益1,000万円が残るが、別勘定で管理されるため、発覚が遅れたと思われる。

顧客が同様の外国為替取引をした場合、外国為替売買益が発生するので、特に不思議な取引ではなかったと思われる。

為替レートが実勢レートと異なっているため、エラーが出る可能性がある。しかし、銀行の副支店長の権限でエラーを無視してコンピューター操作をできたと思われる。